国土交通省が発表した2024年3月の新設住宅着工戸数は、6万4265戸(前年同期比12.8%減)と10カ月連続の減少となった。季節調整後の年率換算は76万戸(前月比4.4%減)と3カ月連続の減少となった。
種別では持家が1万6637戸(同4.8%減)と28カ月連続の減少、貸家が2万8204戸(同13.4%減)と先月の増加から再びの減少、分譲住宅は1万9189戸(同16.8%減)と3カ月連続の減少となった。また分譲住宅のうちマンションが8977戸(同21.1%減)と3カ月連続の減少、一戸建住宅は1万113戸(同12.7%減)と17カ月連続の減少となった。
地域別戸数
■首都圏 総戸数(前年同月比 14.4%減)
持家(同 7.1%減),貸家(同 17.1%減),
分譲住宅(同 13.6%減)
うちマンション(同 22.8%減),うち一戸建住宅(同 4.8%減)
■中部圏 総戸数(前年同月比 14.9%増)
持家(同 3.4%減),貸家(同 7.4%増),
分譲住宅(同 51.6%増)
うちマンション(同 188.6%増),うち一戸建住宅(同 12.3%減)
■近畿圏 総戸数(前年同月比 16.4%減)
持家(同 4.2%増),貸家(同 14.2%減),
分譲住宅(同 28.7%減)
うちマンション(同 37.9%減),うち一戸建住宅(同 11.6%減)
■その他地域 総戸数(前年同月比 17.4%減)
持家(同 6.7%減),貸家(同 14.1%減),
分譲住宅(同 33.3%減)
うちマンション(同 46.8%減),うち一戸建住宅(同 22.8%減)